岩手県一関市にある東北事務所から国道342号線を秋田方面に向かって厳美渓を通り越し10km

ほど行ったところに骨寺村と呼ばれる奥州藤原氏ゆかりの荘園跡地があります

中尊寺に現存する国の重要文化財2葉の荘園絵図に描かれた景観が ほぼそのまま残された場所なの

だそうです

平泉の歴史を知る上でも重要な地域であり 柳之御所遺跡や(たっ)谷窟(こくのいわや)跡・長者ヶ原廃寺跡

とともに世界遺産追加登録への取り組みが進められているそうです

こんなお話を 骨寺村荘園交流館で説明を受けたのが 今年の2月でした

その時に「ここでは 夏には ホタルも 見られるのですよ」とお聞きしたことで

6月28日に 2度目の訪門となったわけです

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午後7時に骨寺村交流館に集合し 30分ほど地域のことやホタルの生態などの説明を受けてから

ホタルスポットに移動しました 

東京とは違って 街灯もなく あたりは真っ暗 懐中電灯の明かりを頼りに ホタルがよく見られる

という場所に案内して頂きました

不運にも この日は 小雨が降っており 例年より温度が低い時にあたってしまいました 

ホタルスポットにつくなり 交流館館長がひと言 「今日はダメかな」

「え~ そんな わざわざ ホタルを観るために 来たのに」

残念感を抱きながら 田んぼを眺めていると ポ~ッ ポ~ッ と うっすらと光るものが見えました

なんだ いるじゃないですか まさしくホタルです

20時から21時ごろが ホタルがもっとも活発に光る時間帯と 交流館で話を聞いた通り

ホタルの中でもとりわけ威勢の良いのが 元気に光りながら飛び回る光景を観ることができました

うちの会社で言えば サービス精神旺盛な 鉄骨工務チームのO次長や 東京事務所のガンライザー君(注1)

といったところかな 多少の雨になんか 負けたりしません

(注1)      ガンライザーとは 岩手県で人気のご当地ヒーロー 肩に付けているプロテクターが南部鉄瓶の形をしており

     地元ではこれがかっこいいと評判 テレビ岩手で日曜日の朝7時から「鉄神ガンライザーNEO」放送中

        岩手県内の名所を巡る「ガンライザーぶらり旅」も人気番組

去年よりもホタルの数は少なかったそうですが ホタルの舞を十分に堪能できました

翌日は かねてから行ってみたかった みちのくあじさい園に行って参りました

東北事務所から 今度は 西に向かって10kmほど 猊鼻渓まで行かない辺りにあります

東京ドーム3個分以上の広大な杉山に 500種類6万株の紫陽花が植栽されています

ちょうど  この日は開園日 まだ満開ではないということで 1,000円の入場料が半額でした

まあ こちらも季節ものだから なかなか良い時期には当たらないと思いながら覗いて参りましたが 

なんのなんの お見事お見事 山肌一面に張り付くように咲く紫陽花がとてもキレイでした

でも 前日の雨で 足元は グチュグチュ 

小生は トレッキングシューズだからよかったけど サンダル履きの女の子は 田植えでもやって

きたのかというような 悲惨な状態になっていました

でも こんなにきれいな紫陽花が見られたのですから 満喫されたと思います

東北事務所のある一関市周辺は 歴史も自然もふんだんで 行くたびに 新しい発見があります

是非皆さんも 東北事務所に赴きの際は 地元の文化と自然に親しんでみて下さい

                                      のり

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