私用で宮城県石巻市に行ってきました。

石巻市には、当社の経営理念、企業使命「最適な製品を顧客に提供し社会の持続的な発展に貢献する」基づき

社長自ら訪問し毎年寄付を行っている、当社には馴染みのある土地でもあります。

 石巻市に2件の親戚が暮らしており、1件は、高台の日和山公園の近くで被災はありませんでしたが、もう1件

の親戚は、石巻市役所の近くに住んでいて、床下浸水の被害と乗用車1台の被害を受けましたが幸いにも人的

被害はありませんでした。石巻市は、宮城県で1番の被害が出た地域で、死者は、約4,000人に上っていま

す。親戚より話を聞くと最初の1年間は、毎休日に葬儀があり精神的につらい日々が続いたとの事でした。

 私は、ほぼ毎年、石巻市を、訪問しており、年々街並みが戻りつつある光景を実感しておりました。

undoukouen03[1]今回、石巻総合運動公園の近くを通る機会がありました。

左の看板は、石巻市総合運動公園の案内板になります。実際に

訪問してみるとサッカー場、スタンド迄備える野球場、広々とした

多目的広場がありますが、その周囲に被災者の生活する東北

地区最大規模の仮設住宅が広がっており現在も211世帯、422

人が生活をしております。親戚に話を聞いたところ、現在住んで


いる方々は、住居の新築、又は賃貸住宅を借りることが難しいご高齢の方々が多いとのことででした。私は、一

つの場所で復興の象徴のような場所とこれからの継続的な支援が必要な場所が、共存している風景を目の当

りして複雑な心境を覚えました。

 東北に限らずここ数年大規模な災害が発生しております。我々の記憶は、災害に対し日々薄れていきます

が、継続的支援の重要性を忘れずに小さなことでも実行していくことの大切さを改めて考える機会となりました。

東京K